【不登校タイプ診断】
～宿屋でMP回復中タイプの場合～
それでは、宿屋タイプについての解説をしていきます。
その前に、MPという単語について説明しますね。
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MPとは？
ゲームの世界で、魔法を繰り出すときの数値（精神力）のこと。
MPがなくなると魔法の技を出せなくなります。
ゲーム慣れしている世代では、疲れてるときや気力がなくなっているときに
「MPがなくなった」と表現したりします。
不登校の子ども達にはゲーム好きな子が多いので、このように表現してみました。
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それでは、宿屋タイプについて解説をしていきます。
宿屋タイプは、冬眠ハリネズミタイプと比べると少し元気もあり
家の中であれば普通に過ごせていることも多いです。
必要なことであれば親としゃべれたり、会話を交わすことができます。
しかし、この時期はまだまだ先の事を聞いても答えられないし、考えられません。
なぜ、子ども達は向き合えないのか？
それは、今はまだ回復に専念している最中であり
現実や未来に立ち向かう気力がないからです。
気力がなくなってしまっては、いくら体力があっても動くことができません。
ゲームの世界では、宿屋に泊まったりお薬を飲むことですぐにMPが回復しますが、現実世界でそんなことはできません。
親が思っている以上に、回復には時間がかかるもの。
子ども達は、お家で地道にMP(気力)を回復している最中なんです。
そのため、ちょっと元気になったと思って親が先の話をすると、ガードが強くなります。
たいていキレるか、ムスッとするか、無言になるか…。
そして、そのまま部屋から立ち去り自室にこもるケースも。
なぜなら、子ども達は自分なりに色々考えているし、
親の思っている以上に頑張ってここまで回復してきているからです。
一方で、子どもが元気になってきた姿を見た親は
「元気になってきたし、そろそろ学校に戻れるかも」と判断して
学校の話や将来の話を切り出してしまう…。
それが、子どもにとってはすごくショックだし
「結局親は自分のことをわかってないんだ」と感じさせる要因になっています。
例えるなら、１０キロマラソンを必死こいて走ったあと、
ぜーはーぜーはー息を整えて少し落ち着いてきたころに
「落ち着いてきた？なら次は３０キロ行けるかな？どう？」
って聞かれた時のような絶望感すらあります。
特に、「無理して学校へ行かなくていいよ」と言われていた場合
この時期に学校についての話をされると、裏切られたと感じる子も。
そうなってしまうと、
「やっぱり親は学校へ行かせたいんだ」
「あれは嘘だったんだ」
「結局私よりも世間体が大事なんだ」
と、感じさせる結果になりかねません。
この時期、親に多少話してくれるようになってはいても、
親への信頼は完全には戻っていないのです。
改めてお伝えしますが、この時期に学校の事や進学について聞いてもプレッシャーにしかならず、
関係の悪化をはじめ、下手をすると冬眠ハリネズミタイプへ逆戻りすることもあるので注意が必要です。
ちなみに、不登校タイプ診断は
ハリネズミから順に、本当の自立タイプまでの回復段階を表しています。
そしてその中でも、非常に長期化しやすいケースがあります。
それが、
宿屋タイプ⇔小鳥タイプで行き来を繰り返すパターンです。
そのため今回、宿屋タイプと出た方は
あわせて小鳥タイプもチェックすることをお勧めします。
高校から不登校、人に会うのも怖い状態から
通信制高校に通えるようになり
バイトもスタート！
ここからは、私の講座を受講されていた
ハギロムさんというお母さんの体験談をお話します。
ハギロムさんは、高校１年生の娘さんが不登校になったことで
私の講座へ参加されました。
当時の娘さんは、
ハギロムさんに自分の気持ちを伝えられない…
教室に入るのが怖い…
なかなか、気力が回復していかない日々が続いていました。
しかし、講座で学び、実践されて行くうちに
なんと、怖くて入れなかった教室に入れるようになり
バイトの面接にもチャレンジし、無事合格。
現在は学校にバイトに、青春を満喫しているようです。
ハギロムさんも、だんだんどっしり構えられるようになり
今では娘さんに寄り添い、しっかりサポートされています＾＾
ハギロムさんのほかにも
・たった2週間で夫婦関係が改善したおかげで、
息子が心のエネルギーを回復して父子関係も回復！
・中学で不登校、高校も２回挫折し引きこもっていた娘が
楽しくバイトを続けられるようになった！
・家では元気だけど前に進むことを拒絶していた子どもが
自分から「留学のためにも高卒認定にチャレンジしたい」と話してくれた
というお母さんのお声を頂いてます＾＾
宿屋タイプへの対処法
解説動画をプレゼントしています！
ここまでお読みの方の中で
「どうすれば宿屋から抜け出せるのか？」
「子どもに対して、どうアプローチすればいいんだろう？」
「どうすれば宿屋と小鳥の行ったり来たりを阻止できる？」
など、
具体的な対処法へ興味がある方へ
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