夜明ちはるです。

 

前回は

in the boxという

言葉についてお話しました。

 

「箱の外から導いてくれる人が

必要なんだなと本当に思いました。
今は箱の中で、家族でもがいてる状態かなと思います。」

 

 

「確かに、娘を箱の中から出したいのに
自分も箱の中にいては出れないですよね。」

など、多くのご感想を頂きました。

 

 

 

今日は、とある話を例に

・導く側の人には知っておいてほしい、人を動かす極意

について、お話していきます。

 

 

 

 

さっそくですが、

鎖につながれたゾウの話

聞いたことはありますか?

 

 

象を使う国では

象がとても便利なので、

 

子どもの象を

群れからさらったあと

 

足を鎖につないで

飼い慣らし始めるらしいんです。

 

 

子象も、必死に逃げようとするんだけど

 

子どもの力では、

鎖を引き抜くことはできません。

 

そして、その状態が

何年も続いていくうちに

 

「この鎖はとても強いんだ」

「自分には、壊せないんだ」

と、悟った結果

 

 

子どもの象から成長して、

鎖をちぎれる大人になってからも

 

暴れることなく

大人しく繋がれているのだそうです。

 

 

このように、

『自分には無理だった』

という体験が繰り返された結果

 

本当は、鎖を引きちぎる力が

あるにもかかわらず

挑戦することをやめてしまう…。

 

 

不登校や引きこもりの子どもたちも

目に見えない鎖に

繋がれてしまった結果

 

 

「自分には無理だ」

「自分にそんな力はない」

と、諦めてしまいます。

 

 

だから

『なんとかしなきゃ』『このままじゃまずい』

とは思いつつ

動きたくても、動けないんです。

 

 

『動かなきゃ』と思ってるのと

実際に動けるのとでは

 

全然、意味合いが変わってきますよね。

 

 

子どもに限った話ではなく、

人を導くうえで必要なのは

 

相手を

無意識に縛られている鎖から

切り離してあげること。

 

それができる人が

導く力を持った人だと思ってます。

 

 

お子さんにとって、

親がそうであったらいいなと思うし

 

 

親御さん達も、

自分を縛る”見えない鎖”から

 

切り離してくれるサポーターを

まずは見つけてほしいんです。

 

 

 

先日の、in the boxにも通じることですが

 

問題を抱えている時は

どうしても、視野が狭くなってしまいます。

 

 

人は、”頭の中で考えれる範囲”で

答えを探すのですが

 

自分で解決できない問題は

自分の頭の中に答えはありません。

 

 

もちろん

勉強したり、情報収集することで

 

少しずつわかる範囲も

広がりますが…

 

 

もし、答えがわからないまま

 

もしくはわかっても、

自分ではどうすればいいか

わからないまま

 

何年も経過してしまったら…?

 

 

 

実際、うちの親がそうでした。

 

 

最初は、

なぜ、弟が回復しないのか

わからず戸惑ってました。

 

 

そして、メンタルクリニックに

弟を通わせて、先生にお任せしていました。

 

 

そして、弟の心の状態が

ようやく安定しはじめた頃…

 

気づけば10年経過していました。

 

 

10年って、長いですよね。

 

 

もっと早くに、

根本原因を見つけてくれる

サポーターに出会っていたら

 

 

10年後にようやく気づく

なんてことは、なかっただろうし

 

もっと早く、

心の回復と、自立に向けて

アプローチできていたはずです。

 

 

そしたら、今頃は

私の会社でスタッフ雇用することもなく

普通に社会に出れていたかもしれません。

 

 

うちのような状態にならないように

 

今、あなたのお子さんが

抱えている問題の解決方法を

 

だから、サポーターや支援者を選ぶなら

 

・親御さんが見えていない根本原因を

スピーディーに見つけて、

取るべき行動を助言してくれる

 

・無意識に繋がれてる鎖を

断ち切って、問題解決力を引き出してくれる

 

・あなたとお子さんの可能性を

信じ続けてくれて、時に背中を押してくれる

 

そういう方を選ぶことが

大事だなと感じています。

 

 

ただ話聞いたり、共感するだけだったり

 

「お母さんも辛いだろうから

ちゃんと休んでねー」とか

 

ありきたりな言葉を言うだけの人は

私からすると、プロではないです。

 

 

 

私自身、導く立場として

意識しているし

 

講座の親御さん達が、

お子さんのことを

本当の意味で導けるように

日々サポートしていきます!

 

 

というわけで、

導く立場になるための要素

是非、今日から意識していってくださいね!

 

 

↓4本目の動画はこちら↓

 

 

※『…』マーク、もしくは歯車マークから倍速再生が可能です

 

【4本目のチャレンジワーク】

・1~4本の動画を見ての気づき、感想
・一番記憶に残っている話は?