子どもがいつか学校へ戻れる日を迎えるために、
これから大切してほしい流れがあります。

さっそく、その流れを説明していきますね。

ポイントは、『順序が逆になってはいけない』ということです。

一部同時継続的な部分はありますが
1や2がまだなのに、いきなり5をしてはいけません。

焦らず、でも急ぎつつ
一つずつ着実にクリアできるように、一緒に頑張っていきましょう!

1、信頼を回復する

子どもが不登校になると、親子の関係が悪化するケースがほとんどです。

なぜなら、子どもは、自分が不登校になったことを
「自分を育てたのは親だ。
つまり、親の教育が悪かったからに違いない」
と、親のせいにするからです。

そのため、信用がガタ落ちするのです。

すると、親に話しても意味がないと感じたり、会話もしてくれなくなります。

子どもの心の状態が荒れている場合は
暴言を吐いたり、暴力へ発展します。

お子さんがあなたに本音を話せるようになるためにも、
とにかく信頼を回復するほかありません。

子どもから信頼してもらえてようやく、話を聞いてもらえるようになります。

焦らず、まずは信頼回復に努めていきましょう。
そのためにやれることを次にお話します。

2、親子の魂が繋がっている状態になる

1の信頼回復のためには、親子の魂をつなげることが大切です。

これは、今までのあなたのままでは、難しいのです。

なぜなら子どもは、
あなたのエネルギーの状態や本心を、
敏感に察知してます。

なので、言葉だけ飾っていても、
あなたのマインドの部分が変わっていなければ、すぐ見破られるのです。

そして、それが続いていくと
子どもの中にある「あなたを信用したい気持ち」が、
どんどん下がってしまいます。

一時信じてみようと思っても、
「やっぱりお母さんは何もわかってない!」と言われてしまう方が多いのは

「”マインド(思考のクセ)”の部分が変わっていないから」なのです。

だけど、長期サポートや
このサイトで伝えていくマインドセット方法で

あなたのマインドを整えていくことで、
あなた自身が、自分の魂の声に気づけるようになっていきますよ。

3、子どもの心と体を健康にしていく

・子どもが本音で話してくれるようになった
・甘えてくるようになった
・リビングで家族みんなでゆったりすごせるようになった
・笑顔と会話が増えた

このような兆候が出てきたら
心の回復が進んでいる証です。

ただし、この段階では、
未来について話し合うのはまだ早いです。

なぜなら、将来の話をしたとたん
”今まで築いてきた信頼”が、崩れてしまうことがあるからです。

ですので、この状態でも
2でお伝えした”魂のつながり”は意識して
深め続けてください。

そして、
一緒に散歩に行って太陽をあびる、
ジムに行く、旅行に行くなど、
体力回復を意識していきましょう。


学校という環境に戻るにせよ、
新しい環境に入るにせよ、
体力と気力が回復していなければ、長続きしません。

子どもは不登校になったことで
体力、気力、学力、集中力が、想像以上に低下しています。

なので、まずは一番大切な”体力”を回復させていってくださいね。

4、自立へ向け、今後のことを”自分で”決断させる

信頼構築を継続しつつ、子どもに体力と気力が戻ってきた頃には、
子ども自身も、自分の将来のことをうっすら考えはじめます。

しかし、家で過ごせる環境が、とても楽で心地いいため、
自ら動こうとはしません。

なぜなら
人間は”変化を恐れる生き物”なので
恐怖心に打ち勝てないのです。

今までの、「親に守られているゆるい環境」のままで
甘えて過ごしたくなるんですね。

よほど意識高い系のお子さんでもない限り
自分で稼がなくていい…
働かなくていい…
家族以外とわざわざ会う必要がない…
ご飯も待ってたら出てくる…
そんな快適な環境には、抗えませんよね。

しかし、抗えないままゆるく過ごしていると
今後の自立の見通しが立たなくなってしまいます。

それを考えれていないのが、子どもという生き物なのです。
「何とかなる」と思ってたり、
「親が何とかしてくれるでしょ」と思ってるんです。

なので、この段階に入ったなと感じたら
親から「この先どうしたいのか」を、しっかり聞かなければいけません。

これは非常に大切なことです。
とても長くなりますので、別記事にまとめます。

♦子どもへの登校刺激、自立に向けた話し合いについて
(会員限定記事です)
http://yoakechiharu.opal.ne.jp/?page_id=642

5、脳の働きの回復、目標に合わせた行動を開始

4で目標を定めたり、子どもの意識を変えた後は、
子どもの目標に合わせたゴールへ向かい、行動を開始します。

この時、夢がはっきりしている子は、
回復も早く、前に進む力もあります。

しかし、特に目標が定まっていない子は、迷うこともあると思います。

しかし、この頃には親子の絆も深まり、
本音で話しやすい環境ができているはずです。

けして焦らず、子どもが「どうしたいか」を一番大切に
誘導していきましょう。

オススメは、学力の自信をつけるために
「漢検や英検を受けさせてみる」ことです。

勉強の感覚や集中力を取り戻せるうえ、
合格すれば自信回復に繋がり、資格欄にも書けます。

6、家族以外のコミュニティに参加させる

これは心と体が回復していれば、
(もしくは回復させるために適した場があるなら)
どの段階でもいいなと思っています。

できるなら、早いうちに参加させたほうがいいでしょう。

今回は、学校や社会に出ることを考えた上で、一番最後にしました。

なぜなら
学校、仕事の際に必要なのは、
体力、学力(知識力)、コミュニケーション能力です。

この3つのどれかが欠けていると、
いくら他が優れていても補えません。

子どもの個性にもよりますが
体力とコミュニケーション能力が大丈夫なら、学力を補うのが大切です。

逆に体力と学力はある場合、
次は人間関係を勉強させたほうがいいでしょう。

特に人間関係は、よほどのことがない限り、避けることができません。

3つの教育の必要

不登校になった子どもに、必要な教育があります。

それは
「自信教育」「感性教育」「自立教育」
の3つです。

不登校で失った”自信”を取り戻し、
”独特で繊細な感性”を育ててあげて、

自分らしさや、「自分はこうなんだ!」
と言える強さを育ててあげることが
本当に大切です。

そしてそれは、学校や同年代とのコミュニケーションの中で
喜びや悲しみ、協力することだけではなく
競争や比較がなければ、育まれません。

多感な時期に、その3つが育たなかった場合。

大人になってもコミュニケーションで悩んだり、
輪の中に入れなかったり、
または、人との関わりを避ける傾向が出てきます。

学校に戻れないなら
違う同年代が集まる環境に入れてみてください。

同じ志を目指す人たちがあつまるグループだったら
けっこう頑張れたりします。

もしくは、コミュニケーションをさほど取らなくてもいい働き方を
今のうちからしっかり親子で考えていきましょう。

働き方の多様性

子どもの目標にも繋がるので
これからの働き方について最後に書いておきます。

今生まれた子達が、大人になった時に就く職業が
私たちの知らない”新たな仕事”の確率、わかりますか?

それは…

63%です。

つまり、半分以上が
「今は存在しない職業に就く」ということです。


昔と比べると、今もだいぶ様変わりしてますよね。

在宅ワークで働くこともできるし
自分でネットビジネスを立ち上げている人も多いです。
(ちなみに私もそうですね)

数年前は胡散臭いと言われていたネットビジネスは、
今や当たり前の時代。

大学中退した学生がどんどん起業して
一般企業のサラリーマンより稼いでたりするのです。

勉強して、大企業に入って、同じ会社にずっといて…
そんな「このルートをたどれば幸せ!」な時代は終わりました。

私たちが生きてきた時代よりも、
今は新たな選択肢が多い!


…だからこそ
あなたが若い頃に「正しい」と言われていた働き方や
古い価値観を捨てる必要があるんです。

そして
”今の若者の仕事に対する価値観”
を取り入れる意識を、常に持っていてください。

今の子が働くのは
食べ物のためでも、
お金のためでもありません。

もちろん、お金も大切ですが、
それ以上に彼らが重視しているものがあります。

それは、”心”です。


つまり、今の子達は
「自分の心の充実感」を大切にしながら、働くのです。

不登校になる子は、特にその傾向があると感じています。
実際、とても個性的だったり、才能がある子が多いです。

その個性や才能を活かせるかどうかは、
今の暗闇の時期を、どう乗り越えるか次第」です。

子どもの将来に関わる時期なので
目先の未来ばかりを見ずに
しっかり大人になった時のことを
今から考えて行きましょう。

そして、子どもが
好きなことで自分らしく生きて行けるように
しっかりサポートしていきましょうね。