夜明ちはるです。
長野でのひと時が夢のようだったのですが
すっかり、現実に戻ってきてます。
さて、長野最終日は、
泊まるホテルの近くにいた
講座のお母さんとご飯食べてきました!
その時に、そのお母さんが
「コロナのせいで、
子どもが不登校になってほんと大変だった~。」
って、話をされてたんですね。
一方私は、その気持ちに同意しつつ
「むしろ、
コロナのおかげで助かった子が
たくさんいるな~って思ってる」
って、話をしたんです。
こう書くと、
「どういうこと???」
「今すでに、しんどいんですけど…」
「コロナになって大変だったし…」
って、思う方もいるかもしれません。
もちろん、
コロナで奪われた命もありますし
子どもが学校へ行けなくなって、
大変な面もあるのは重々承知の上です。
それでも、
「救われた子たちがいる」と感じるのが
私の本音の部分。
なぜなら
本来、見逃されていたはずの
”大人の引きこもり予備軍”
”うつ予備軍”
”生きづらさかかえた子どもたち”が
コロナを機に、
一気にあぶり出され、不登校になった結果
早めにSOSを出せてるから。
つまり、コロナは
不登校の原因ではなく
あくまで”きっかけ”でしかない
と、私は考えてます。
「こんなに早いうちから、
大人の引きこもりを想定しなきゃいけないの?」
「まだ、様子見ていいんじゃない?」
「若いうちから、大人の引きこもりまで
考えなくていいんじゃないの?」
と、思われる方も
いるかもしれませんが
実は、将来引きこもりに
なるかどうかは
2歳までにほぼ決まってしまう。。。
だから、2歳の頃から
いずれ爆発する時限バクダンを
抱えて成長してきたのが
不登校、引きこもりの子どもたち。
そして、そのバクダンを
子どもの頃に解除できなかったのが
大人の引きこもりになってしまった人たち。
もちろん、子どもの頃に
バクダンがあることはわかったのに
うまく解除しきれず、
そのまま大人になってしまえば
当然、大人の引きこもりを誘引したり
様々な対人トラブルが
多発してしまうことにもなります。
だからこそ、様子なんて
見てる時間はないし
早いうちに、今のうちに
バクダンを解除しないといけない。
・・・と、いうような話をしたときに
「そういえば、近所の人の子どもが
中年の引きこもりなんです。
いい大学出て優秀な成績収めて
いい会社に勤めてたらしいのに…」
って、お母さんが話してくれました。
いかにも問題なさそうな
いい大学出て、優秀で
親も安心できるような
順風満帆な人が
大人になって
引きこもりになってる…
珍しいことではありません。
むしろこれが、現実なんです。
だから私は
「学校に行ったからって
安心できないんだよ」
「子どもが心の奥深くに抱える、
心の闇を取り除けるのは
親しかいないんだよ」
「子どもは、親の元で深い安心を感じて
親との間で、本当の信頼関係を取り戻せない限り
生きづらさからは抜け出せないんだよ」
って話を、いつもさせてもらってます。
ちょっと重たい話をしつつ
講座のお母さんと
「今のうちに、親の手の中にいるうちに
子どもがSOS出してくれるのは
すごく、ラッキーなことですよね」
「大変だけど、不登校のうちが華だよね…」
って、うなずき合いながら
長野名物の山賊焼きを食べました。
正直、中年の引きこもり状態になったら
問題をこじらせ続けた年数が大きい分
解決にもすごく労力、時間がかかります。
だからこそ
不登校の早いうちに
子どもが抱えてる心の深い闇の部分に
アプローチをかけて
親子の深い繋がりを取り戻すことが
目先の自立よりも
学校やフリースクールで
コミュニケーションを学ばせるよりも
一番重要なことです。
”今、子どもの抱える根本原因を
見つけ出し、回復させていく”
その重要性を、
少しでも感じ取って頂けたでしょうか?
「子どもを回復させたい、
けどどうすればいいかわからない…」
という方は、
やみくもに動くのではなく
ついていく人ちゃんと決めて
しっかり学んで、しっかりアドバイスしてもらって
必要なアプローチをしていってくださいね。
それでは、また!