宿屋でMP回復中タイプの解説

夜明ちはるです。

 

この記事では、『不登校タイプ診断』でお伝えした

 

・冬眠ハリネズミタイプ

・宿屋でMP回復中タイプ

・なかなか巣立てない小鳥タイプ

・生きづらさ抱える仮面タイプ

・本当の自立タイプ

 

各5つのタイプについて解説していきます。

 

 

宿屋でMP回復中タイプはこちら

なかなか巣立てない小鳥タイプはこちら

生きづらさ抱える仮面タイプはこちら

本当の自立タイプはこちら

 

今回の記事では、宿屋でMP回復中タイプの解説をしていきます。

 

前回の冬眠ハリネズミタイプはこちら

 

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さて、宿屋でMP回復中タイプの解説をやっていきましょう。

 

 

 

【宿屋でMP回復中タイプの場合…】

解説の前に、MPという用語について質問いただいたので説明しますね。

 

MPとは?

ゲームの世界で、魔法を繰り出すときの数値(精神力)のこと。

MPがなくなると魔法の技を出せなくなります。

 

ゲーム慣れしている世代では、疲れてるときや気力がなくなっているときに

「MPがなくなった」と表現したりします。

 

不登校の子ども達にはゲーム好きな子が多いので、このように表現してみました。

 

 

MPがなくなると魔法技を使えないように、

現実世界でも気力がなくなってしまっては、いくら体力があっても動くことができません。

 

(私も1月後半、気力がなくなり生きる屍状態に陥ってたのですが、その話はまた後日)

 

 

ゲームの世界では、宿屋に泊まったりお薬を飲むことでMPが回復しますが、現実世界でお薬飲んで急激にMP回復したらそれはもう薬物です。

 

 

つまり子ども達は今、お家でMP(気力)を回復している最中なんですね。

 

~~~~~~~~~~

 

今回のアンケートで最も多かったのが、宿屋タイプ&小鳥タイプでした。

 

(私としても想定内ではありました)

 

 

ちなみに不登校タイプ診断は、冬眠ハリネズミタイプ~本当の自立タイプに沿って回復段階を表しています。

 

そのため、冬眠ハリネズミタイプ状態のお子さんは、回復するにつれて宿屋タイプへ移行します。

 

 

ただ、非常にやっかいで長期化しやすいケースが

宿屋タイプ⇔小鳥タイプで行き来を繰り返すパターンです。

 

 

車のタイヤが道端にできたぬかるみにはまって空回りしてるかのごとく、

 

宿屋タイプと小鳥タイプを行き来して回復しない…というケースがとても多いのです。

 

なので、当てはまった方は参考にしていただけたらと思います。

 

 

 

宿屋タイプは、冬眠ハリネズミタイプと比べると少し元気もあり

家の中であれば普通に過ごせていることも多いです。

 

 

必要なことであれば親としゃべれたり、会話を交わすことができます。

 

 

しかし、この時期はまだまだ先の事を聞いても答えられないし、考えられません。

 

 

そのため、ちょっと元気になったと思って親が先の話をすると、ガードが強くなります。

 

 

たいていキレるか、ムスッとするか、無言になるか、そのまま部屋から立ち去り自室にこもります。

 

 

なぜなら、子ども達は今はまだ回復に専念している最中であり

現実や未来に立ち向かう気力がないからです。

 

 

例えるなら、10キロマラソンを必死こいて走ったあと、

ぜーはーぜーはー息を整えて少し落ち着いてきたころに

 

「落ち着いてきた?なら次は30キロ行けるかな?どう?」

って聞かれた時のような絶望感すらあります。

 

 

特に、「無理して学校へ行かなくていいよ」と言われていた場合

この時期に学校についての話をされると、裏切られた感も出てきます。

 

「やっぱり親は学校へ行かせたいんだ」「あれは嘘だったんだ」

「結局私よりも世間体が大事なんだ」

 

と、なりかねません。

 

多少話してくれるようになってはいても、親への信頼は完全には戻っていないのです。

 

 

この時期に学校の事や進学について聞いてもプレッシャーにしかならず、

関係の悪化をはじめ、下手をすると冬眠ハリネズミタイプへ逆戻りすることもあります。

 

 

 

 

~親の対応はどうすればいい?~

 

このタイプへたどり着いた親御さんは、お子さんはまだまだ回復している最中だということ、

 

外の世界の繋がりよりもあなたとの繋がりを求めている時期だということを忘れずに向き合って頂けたら幸いです。

 

 

この時期は親から見て元気に見えるため

 

「元気に見えるのになぜ学校へ行かないんだろう?」「そろそろ行けるんじゃない?」

 

と思って外の世界へ進ませようとしたり、つい登校刺激をしてしまいがちです。

 

 

 

そのため、この時期の親御さんはお子さんと向き合う前に、

まずは自分の焦りと向き合い、消化していくことが必要になってきます。

 

そのうえで、外の世界へ送り出す前に、お子さんとの繋がりを深めていくのです。

 

 

 

不登校は、ただ学校へ行けなくなっただけではなく

長年蓄積していた心のダメージを抱えきれなくなり、現象化している子も多いです。

 

 

中には、幼少期の頃からため込んでいるものがある子もいます。

 

 

それまでの間にため込んでいたものが多ければ、

当然ながら親が思っている以上に回復に時間がかかります。

 

 

いじめられたり、暴力や体罰を受けた子などの明確な理由がある子だけではなく、

学校が好きなのになぜか行けなくなったという子も、知らずのうちに気力を使い果たしています。

 

 

学校が好きな子だとしても、周りの人との集団生活で想像以上に疲れるものです。

 

 

子どもにとって楽しいことばかりして、嫌なことに立ち向かえないのも

けして甘えていたり、だらけているというわけではなくて、

 

しんどいことに立ち向かう気力がない時期なのです。

 

 

もちろん、親が焦ったところで子どもは学校には行けませんし、

フリースクールや別の居場所を提示しても乗り気じゃないことがほとんどです。

 

 

「今はまだ前へ進むエネルギーが足りてないんだな」と判断して

エネルギーを回復させることに集中していきましょう。

 

 

好きなことをさせてエネルギーを回復させることも、回復の上で非常に大事。

勉強はしてなくてもOKなくらいです。

 

 

 

よくこの時期に、

「卒業したら働け」「高校を中退したら働け」

「自分があなたと同じ年齢の時は~」などと言われる親御さんもいます。

 

(主にご家族を経済面で支え、養われてこられたお父さんに多い傾向にあります)

 

 

しかしこれでは、お子さんは親御さんへ助けを求めているのに、頼りたいと感じているのに、

「一人で頑張れ」と突き放された感じがしてしまいます。

 

頼る場を失った子供たちは、かえって自立が遅れてしまうのです。

 

 

だからこそ、まずはゆっくり休む必要がありますし、遊ばせてあげることも大事。

 

その期間が、親が思っている以上にかかるということ。

 

 

どうしても期間を短くしたいなら、お子さんが安心して休めて、安心して遊べる環境を作ってあげることです。

 

 

 

~親だけではわからない落とし穴があります~

 

ただ…ここには大きな落とし穴が隠れています。

 

これからお話しすることは、

 

親御さんはお子さんの為にすでに十分頑張っている

 

ということは重々承知の上でお話していきます。

 

(つまり、責めているわけではありません。)

 

 

実は、親御さんにお話を聞いていて感じるのが、

 

お子さんの心が回復できる環境を整えているつもりでも、実際はうまく整っていない…

 

だから、回復がなかなか進んでいない…

 

というケースが、とても多いことです。

 

 

安心できる環境って、その環境にいる人だけで原因を突き止めたり、

対策を考えて取り組むのは非常に難しいです。

 

 

日本の地震技術をよその災害国に伝えるのと一緒で、

”家の中だけで考えない”、”誰かの頭を借りながら動いていく”っていうのは、とても大事。

 

なので、今後もこうやって学んで頂けて、お力になれましたら私も嬉しいです。

 

 

逆に…

 

「このまま様子見てたら何とかなるかも」「待ってたら回復するよね」

と思って現状維持で子どもが動き出すのを見守っていたら

 

子どもは動いたと思ったら挫折するを繰り返し、親は期待しては落胆して

うちの子はどうなってしまうんだろう…という不安を抱えたままに

 

気づいたら5年、7年、10年経ってた…とか、普通にあるあるな現実だったりします。

 

 

 

 

~14年にわたる夫婦の不仲を乗り越えて

お子さんの心を回復させたお母さん~

 

ここで、講座のお母さんを紹介します。

 

講座参加前から

「子どもが回復しない原因が夫婦関係の悪さにあると思う」といっていたアルさんです。

 

アルさんは、講座に参加してからなんと2週間で、

旦那さんとの関係を改善させる糸口をつかみました。

 

旦那さんとの関係が良好になるにつれ、以前は会話もなかった父子に会話が戻り、今では二人だけで数時間のドライブに行く仲にまでなったそう。

 

 

現在はお子さん自信が「これから自分はどうやって生きていくか」を考え、

模索している最中です。(宿屋~小鳥タイプの、小鳥寄りです)

 

以前収録させて頂いたアルさんへのインタビューがあったので、

どうやってアルさんが変わっていったのか?を、是非参考にしてくださいね♪

 

 

アルさんは、「自分のように苦しんだお母さん達の力になりたい」と決意して

今後、サポート側として活動していくそうです!

 

アルさんとお子さんの今後が、私もとても楽しみです♪

 

 

 

次回は、なかなか巣立てない小鳥タイプの解説をしていきますね。

 

お楽しみに!

 

宿屋でMP回復中タイプの解説」への4件のフィードバック

  1. takami

    解説ありがとうございます😊
    根本的な部分は、親子関係の中での回復なんですよね。
    会話は、話せます、本人の中で先の方を考えて、整理できなくなっている感じなのかなーと思っています。
    学校に本人が行けば…「よー行ったね」と言うと、「ご褒美ね」と言われるので、希望に応えてます。
    しかし、
    表面だけなんだよなーっていつも思っていて…
    気力がないんですね。

    子どもとの繋がりを深める、
    これが、親の本気度が伝わってるかと言うことなんでしょうか?

    スポーツをし始めました。
    でも、友だち二人で…
    その子が行かないと行かない、と言う感じはあるのですが、、
    楽しんで入るようで、続けるみたいです。
    やりたいことを楽しく続けられるように応援していこうと思っています。

    返信
  2. はてな

    家の中の雰囲気、空気を変えるのは、お母さんがポイントになってくるのだなと思いました。ケンカ口調だのが、普通の会話になってきたのがすごいと思います。

    返信
  3. 仁木浩美

    ちはるさん
    こんにちは😃
    対策ノートありがとうございます。
    うちの子も宿屋タイプでした。
    卒業式に出ないという選択をしたことも含めてまだエネルギーが足りないんだな。と改めて思いました。
    全日の公立高校に行く予定です。
    私の中でもどうしても高校は頑張って欲しい気持ちが手放さずにいるけれど、それは私の問題で…子供はありのままでいいんだと思いました。
    焦る気持ちもある。ないものには出来ないけど、それも私の中でヨシヨシして、子どもに魂レベルでの向き合いう気持ちを持っていこう。
    そうすると、きっとどんな子どもも認めていけると感じます。
    私のやるべきことは、自分を整えること。
    子どもにわてしの不安、心配を背負わせないこと。
    安心、安全な場所を作ること。
    子どもの課題にはまず傾聴、見守りの姿勢を持ち踏み込まない。
    つい早く元気になって欲しいけれど、この時間もきっと大事な経験なんだと思っていきます。
    一人じゃない。ちはるさんや皆さんがいてくださることに心から感謝いたします。ありがとうございます🌸✨

    返信
  4. 裕子

    わかりやすい解説をありがとうございます。宿屋でMP対応か、と思います。夢も希望もなく、生きる希望もありません。ご教授お願いします。

    返信

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